【失敗から学ぶ!】就活◆英語面接◆21のよくある質問と対策
就職活動での英語面接。採用面接官が口を揃えて言うのは
英語面接は英語試験ではない!
ということ。真面目な日本人が最も陥りがちな失敗パターンだそうです。
エントリーシートにTOEICやTOEFLのスコアを書かせる企業が多い中、なぜわざわざ「英語面接」なのか?その点を考えれば、英語面接で重要なポイントが自ずと見えてくるでしょう。
【目次】
英語面接で見られている点はたった1つだけ!
面接官の立場になってみてください。二人の候補者が残ったとします。
【A】ネイティブ並みに流暢な英語を話す 常識のない受験者
【B】文法間違いがありながらなんとか英語でコミュニケーションが取れる やる気に満ちた受験者
あなたならどちらを採用したいですか?
面接官は「面接専門業者」ではなく、その企業の社員(人事部または役員)です。そのことを忘れてはなりません。
見られているのは「英語がどれだけ出来るか?」ではなく
- 英語で最低限のコミュニケーションが出来るか?
- 海外業務に安心して送り出せるか?
- 一緒に働きたい人柄か?
です。それをヒトコトで言うと
この人材はうちの会社にとってプラスか?マイナスか?
面接が英語であっても日本語であっても、面接官が面接中に見ていることはこの1点に尽きます。
面接が英語で行われると受験者側にとってはハードルが高くなるのは同然のことですが、見られている点は1つであることを忘れてはなりません。
【英語面接:対策①】丁寧な言葉遣いを徹底する
英語には日本語の様に尊敬語や丁寧語はありません。でも、砕けた言い方と丁寧な言い方という区別はあります。
I wanna work with you.
これでも通じますが面接ではアウト!仲の良い中の良い友達と喋っているわけではないので面接では
I would like to work for your company.
の様に丁寧な表現を使わなければなりません。日本語で考えれば当然のことであり、常識の範疇です。次の「面接でよくされる質問」にも出来る限り丁寧に答える癖をつけておきましょう。
【英語面接:対策②】質問される内容・傾向を知る
英語面接でよく質問される内容をまとめました。
自分の事について
- Tell us about yourself.
(自己紹介をしてください)
- How would you describe yourself?
(あなたの人柄について教えて下さい)
- What do you consider to be your weaknesses/strengths?
(あなたの強み・弱みは何ですか?)
- What was your biggest failure?
(一番の挫折について教えて下さい)
- Tell me about your experiences.
(あなたが経験してきたことについて教えてください)
- Where did you study English?
(どこで英語を学びましたか?)
- Tell me about your philosophy.
(あなたの信念を教えてください)
- What motivates you?
(あなたをやる気にさせるものはどんなことですか?)
仕事・企業・働き方について
- Why are you interested in working for us?
(志望動機は何ですか?)
- What do you know about us?
(我が社についてどんなことをご存知ですか?)
- Why do you want this job?
(なぜこの仕事がしたいのですか?)
- Why are you looking for a new job?
(なぜ転職しようと思ったのですか?)
- What are your short/long-term goal?
(短期的/長期的目標を教えてください)
- What do you expect from this job?
(あなたはこの仕事に何を期待していますか?)
- How can you contribute to our company?
(入社したらどのように会社に貢献できそうですか?)
- How do you work under pressure?
(プレッシャーにどう対応していきますか?)
- Would you be successful working on a team?
(チームで働くことは得意ですか?)
- Are you willing to relocate?
(転勤はできますか?)
- Are you willing to travel?
(出張はできますか?)
- How far do you live from here?
(ここまで通勤するのにどのくらいかかりますか?)
- How do you feel about overtime work?
(残業についてはどう考えますか?)
- What are your salary expectations?
(どのくらいの給料を望んでいますか?)
- Are you applying any other job?
(他の企業も受けていますか?)
- Do you have any questions for us?
(何か質問はありますか?)
模範解答は敢えて掲載しません。その理由は・・・(次に)
【要注意!】よくある失敗と落とし穴
最近の企業面接では隣に座る受験者が外国人ということも珍しくなくなってきました。特に外資系企業や日系の大手企業では、多国籍の応募者の中から優秀な人材を選ぼうとする傾向が益々強くなっており、日本の採用面接でも国境のボーダーレス化が進んでいると言えます。つまり、あなたのライバルは日本人だけではないということなのです!
ここでは英語面接で日本人が陥りやすい残念ポイントをまとめました。分かっちゃいるけどプレッシャーや焦りでついつい・・・ということ、きっと多いはずです。改めてチェックしてみてください。
企業の採用面接官は短期間に数十人、数百人、もしかしたら数千人の受験者と対面して話をしているわけです。そんな状況で貴重な持ち時間に模範解答を発しようものなら・・・忙しい面接官の目にあなたは100人中の90人と同じ人物にしか映りません。文法的に正しく整った正論を流暢に述べるよりも、あなたにしか話せない何かを自分の言葉で伝えられた方が「100人の中の〇〇さん!」になれるのです。
英語面接となるとやっぱり気になるのが「正しい英語」。自分で英語を話しながら文法や時制の間違いに気づく度に必死に訂正して言い換える日本人、非常に多いそうです。何度も言い換えることで聞き取り辛くなるだけでなく、英語のスキルの低さを却って露呈してしまうことになりかねません。大事なのは「伝える」こと!英語の試験ではなく企業の採用試験であることをくれぐれも忘れないようにしましょう。
面接では強みをアピールしたいと思うのは当然のこと。ですが実際の採用面接でよく聞かれる質問は「強味」以上に「weaknesses(欠点)」についてなのです。なぜなら、弱さにこそ人間味が出るからです。そして実ははこれこそが最大のアピールポイントにもなるのです!
仕事をする中で誰にだって苦手な分野や失敗は付き物。それをどう乗り越えていける人物なのか、企業にとっては重要なチェックポイントでもあります。欠点の克服や挫折したときの立ち上がり方法を自分の経験に照らし合わせてしっかり語りましょう。
全てにおいて想定問答の丸暗記は一切通用しないことを肝に銘じて、しっかり自分の言葉で語れるように準備しておくのが成功への第一歩です!
【重要!】アドリブに強くなる!
一夜漬けや模範解答の丸暗記では到底太刀打ちできない採用面接。さらにそれが「英語」での面接となると、どんなに情報を集めても自分一人ではなかなか練習や準備も難しいものです。
そこでおススメなのが「英語面接対策」をしてくれるオンライン英会話。ただ外国人と英語を話すだけではなく、サービスによっては各種英語面接の過去データを基にしたトレーニング用教材も準備されていたりします。オンライン英会話の良いところは何と言ってもマンツーマンで実践練習が出来ること!考えられる想定問答だけでなく、変化球に対して如何にアドリブで答えられるか?という生きた訓練ができるのが最大のメリットです。
オンライン英会話の中でも「英語面接対策」コースがあるスクールは稀ですが、その中でもおススメのオンライン英会話サービスをご紹介します。
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備考 | 英語面接コース:「Job Interview Basics」「Job Interviews」 |
咄嗟の受け答えにこそ人柄が出るものです。どんな変化球にも素で答えられる位の準備ができていれば完璧ですね!